シマノの電動リール

【2025年最新】シマノ ビーストマスターの全機種を徹底解説!電動リール選びで失敗しない完全ガイド

あなたは「電動リール ビーストマスターが気になるけど、どのモデルを選べばいいのか分からない」と思ったことはありませんか?結論、ビーストマスターは釣り場と対象魚に合わせた番手選択が成功の鍵です。この記事を読むことでビーストマスター全機種の特徴と最適な選び方がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.シマノ ビーストマスター電動リールとは?基本知識と魅力

1.シマノ ビーストマスター電動リールとは?基本知識と魅力

ビーストマスターシリーズの特徴と位置づけ

ビーストマスターは、シマノが誇る最高峰の電動リールシリーズです。

その名の通り「野獣のような圧倒的なパワー」を持ちながら、高い操作性と耐久性を兼ね備えています。

シマノの電動リールラインナップの中では、フォースマスターの上位機種として位置づけられ、より大型の魚や過酷な釣り環境に対応するために開発されました。

GIGA-MAX MOTORMUTEKI MOTORといった独自のモーター技術により、従来機では困難だった大物とのファイトも可能にしています。

特に中深海釣りや大型青物狙いでは、その真価を発揮する頼れる相棒となるでしょう。

他の電動リールとの違いと優位性

ビーストマスターが他の電動リールと一線を画すのは、その圧倒的なモーターパワーと先進的な制御技術にあります。

一般的な電動リールの実用巻上げ力が5~7kgなのに対し、ビーストマスターは8.5kg以上の強力なパワーを誇ります。

さらに探見丸スクリーン機能により、海底の地形や魚群の動きをリアルタイムで確認しながら釣りができるのも大きな魅力です。

電動ジギング対応のEJモードを搭載したモデルでは、自動でジグをシャクる動作を行い、効率的に青物を誘うことができます。

ドラグ力も最大15kg~33kgと強力で、大型魚との長時間のファイトにも余裕で対応できる設計となっています。

ビーストマスターが適した釣り方と対象魚

ビーストマスターが最も力を発揮するのは、深場での大物狙いや電動ジギングです。

対象魚は多岐にわたり、ブリ・ヒラマサなどの青物から、真鯛・イサキなどの底物、さらにはマグロクラスの超大型魚まで対応します。

特に以下のような釣りには最適です:

  • 電動ジギング(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)
  • 中深海の落とし込み釣り
  • 沖イカ釣り(剣先イカ・スルメイカ)
  • 深海魚釣り(キンメダイ・ムツ・アコウダイ)
  • マグロ釣り(本マグロ・メバチマグロ)

水深100m以上の深場や、大型魚が多いエリアでの釣りでは、ビーストマスターの恩恵を強く感じることができるでしょう。

2.ビーストマスター全機種の詳細スペック比較

2.ビーストマスター全機種の詳細スペック比較

ビーストマスター1000EJ(電動ジギング対応モデル)

ビーストマスター1000EJは、電動ジギング専用に開発されたコンパクトモデルです。

自重680gという軽量設計でありながら、最大ドラグ力15kgという強力なパワーを実現しています。

GIGA-MAX MOTORにより、コンパクトながらハイパワー&ハイスピードを発揮し、PE2号600m~PE5号230mまでの幅広いライン容量に対応します。

電動ジギング対応のEJモードが最大の特徴で、自動でジグをシャクる動作を行い、青物の反応を効率的に引き出します。

巻き取り長さは70cm/1回転で、ギア比5.3の高速巻きにより、素早いジグアクションと回収が可能です。

ヤリイカ・スルメイカ釣りから、ヒラマサ・ブリなどの大型青物まで幅広く対応できる万能性も魅力の一つです。

ビーストマスター2000(万能中型モデル)

ビーストマスター2000は、パワー・スピード・知性を備えた最も人気の高い万能モデルです。

自重690gで、PE3号500m~PE5号300mまでのライン容量を持ち、中型船釣りの定番として多くのアングラーに愛用されています。

GIGA-MAX MOTORによる高出力・高耐久設計で、実用巻上げ力8.5kgという強力なパワーを誇ります。

探見丸スクリーン機能により、水深や海底情報をリアルタイムで表示し、より戦略的な釣りが可能になります。

NEW EJモード搭載により、電動ジギングにも対応し、ブリやヒラマサの攻略をサポートします。

落とし込み釣り、沖イカ釣り、中深海釣りまで幅広く使える汎用性の高さが最大の魅力で、初めてのビーストマスターとしても最適な選択です。

ビーストマスター6000(大型魚対応モデル)

ビーストマスター6000は、大型魚との本格的なファイトに特化したパワーモデルです。

自重は約1200gと重量がありますが、その分強靭なギアシステムと高出力モーターにより、大型魚にも主導権を握れる設計となっています。

PE8号以上の太いラインにも対応し、マグロクラスの超大型魚とのファイトでも安心です。

メガツイン機能によりパワーとスピードのモード切り替えが可能で、状況に応じた最適な巻き上げが行えます。

別売りのリモートジョグにも対応しており、リールから離れた位置でも遠隔操作ができる便利機能も搭載されています。

本格的な大物狙いや、プロアングラーレベルの釣りを目指す方には欠かせない一台です。

ビーストマスター9000(マグロ級大物対応)

ビーストマスター9000は、マグロ釣りに特化した最高峰の大型電動リールです。

自重1930gという重量級ながら、最大ドラグ力33kgという圧倒的なパワーで、100kg超のマグロとも互角に戦える設計となっています。

メガトルクGモーターにより、従来機の約2倍のトルクを発生し、大物との長期戦でも安定したパワーを維持します。

アルミ製パーツの多用とラジエーター形状のモーターケースにより、優れた放熱性を実現し、連続使用でのモーター焼けを防ぎます。

リモートジョグが標準付属しており、ワンハンドでの遠隔操作が可能です。

本格的なマグロ釣りや遠征釣行では、その真価を発揮する最強の電動リールと言えるでしょう。

3.電動リール ビーストマスター選びで失敗しないコツ

3.電動リール ビーストマスター選びで失敗しないコツ

釣り場と対象魚に合わせた番手選択

ビーストマスター選びで最も重要なのは、釣り場の水深と対象魚のサイズに合わせた番手選択です。

水深50m以下・小型~中型魚(1~5kg)の場合は1000EJが最適で、軽量で扱いやすく、電動ジギングにも対応します。

水深100m前後・中型魚(5~15kg)なら2000番が万能で、最も汎用性が高く、初心者から上級者まで幅広く使えます。

水深150m以上・大型魚(15kg以上)には6000番以上が必要で、強力なパワーと太いラインに対応できます。

マグロなど超大型魚(50kg以上)を狙う場合は9000番一択で、最高峰のパワーとドラグ性能が必要不可欠です。

また、使用するPEラインの号数も重要な判断基準となり、PE3~4号なら2000番、PE6号以上なら6000番以上を選択しましょう。

予算別おすすめモデルと購入タイミング

予算に応じたビーストマスター選択では、コストパフォーマンスを重視することが大切です。

10万円前後の予算なら1000EJがおすすめで、電動ジギング機能付きでコスパ最高の選択となります。

15万円前後なら2000番が最適で、最も汎用性が高く、長期間使える投資として価値があります。

20万円以上の予算があれば6000番や9000番も視野に入り、本格的な大物釣りが楽しめます。

購入タイミングは釣具店のセール時期(3月・9月・12月)を狙うと、定価より10~20%安く購入できる可能性があります。

また、新モデル発表時期(1~2月)には旧モデルが値下がりするため、最新機能にこだわらなければお得に購入できます。

初心者が避けるべき選び方の落とし穴

初心者がビーストマスター選びで陥りがちな失敗パターンを理解しておくことが重要です。

最も多い失敗は「大は小を兼ねる」という考えで大型番手を選ぶことで、重量があり過ぎて扱いにくく、結果的に釣りを楽しめなくなります。

「安いから」という理由だけで中古品を選ぶのも危険で、電動リールは精密機械のため、メンテナンス履歴が不明な中古品はトラブルのリスクが高いです。

見た目の格好良さだけで選ぶのも要注意で、実際の釣行スタイルに合わない機種では本来の性能を発揮できません。

バッテリーやケーブルなどの周辺機器の予算を考えずに本体だけで予算を組むのも初心者にありがちな失敗パターンです。

必ず実際に使う釣り場と対象魚を明確にしてから機種選択を行いましょう。

中古購入時のチェックポイント

中古でビーストマスターを購入する際は、入念なチェックが必要です。

最重要チェック項目はモーターの動作確認で、実際に電源を入れて巻き上げ動作に異音やブレがないかを確認します。

液晶画面の表示状態も重要で、薄くなっていたり、表示が欠けている場合は修理費用が高額になる可能性があります。

ドラグの調整機能が正常に作動するか、強弱の切り替えがスムーズに行えるかもチェックポイントです。

ケーブルコネクター部分の腐食や損傷がないか確認し、グリス切れで接触不良を起こしていないかも重要です。

購入時期と使用頻度を販売者に確認し、オーバーホール履歴があるかどうかも判断材料になります。

保証書や説明書の有無も確認し、可能であれば動作保証期間を設けている販売店での購入を推奨します。

4.ビーストマスターの実釣インプレッションと活用術

4.ビーストマスターの実釣インプレッションと活用術

各モデルの実際の使用感と釣果報告

ビーストマスター1000EJを使用した実釣では、そのコンパクトさと電動ジギング機能の優秀さを実感できます。

PE4号300mセッティングで相模湾の青物ジギングを行った際、水深80mからのブリ10kgを楽々と巻き上げることができ、EJモードの自動シャクリで効率的にアピールできました。

ビーストマスター2000での沖イカ釣りでは、水深120mからの剣先イカ3枚掛けでも余裕のパワーを発揮し、探見丸スクリーンで海底の変化を確認しながら的確にポイントを攻略できました。

ビーストマスター6000での大型真鯛釣りでは、PE6号使用で水深200mから真鯛8kgを問題なく浮上させ、強力なドラグ性能により魚の引きをコントロールできました。

ビーストマスター9000でのマグロ釣りでは、PE8号400m使用で100kgオーバーの本マグロとも互角に戦え、長時間のファイトでもモーターの発熱やパワーダウンは一切なしでした。

プロアングラーが教える効果的な使い方

ビーストマスターの性能を最大限に活かすには、正しいセッティングと操作方法が重要です。

電動ジギングでは、EJモードの設定を魚の活性に合わせて調整し、活性が高い時は速いピッチ、低い時はスローピッチに変更します。

探見丸スクリーン機能は、単に水深を確認するだけでなく、海底の地形変化や魚群の反応を読み取ることで釣果向上につながります。

ドラグ設定は対象魚の大きさに応じて適切に調整し、小型魚なら軽めに、大型魚なら強めに設定することで切られるリスクを最小限に抑えます。

巻き上げスピードの使い分けも重要で、アタリの瞬間は高速で合わせ、ファイト中は魚の引きに合わせて調整します。

バッテリー残量の管理も忘れずに行い、長時間の釣行では予備バッテリーの準備も必須です。

メンテナンス方法と長持ちさせるコツ

ビーストマスターを長期間快適に使用するには、適切なメンテナンスが不可欠です。

使用後は必ず真水で塩分を洗い流し、特にコネクター部分は丁寧に清拭してからグリスを塗布します。

月1回程度のペースでスプールやレベルワインダー周りの清掃を行い、糸くずや汚れを除去します。

年1回のオーバーホールは必須で、内部のグリスアップやベアリング交換により、常にベストコンディションを維持できます。

保管時はスプールをフリー状態にし、ドラグも緩めておくことで内部パーツへの負荷を軽減します。

直射日光や高温多湿を避けて保管し、ケースや袋に入れて埃や湿気から保護することも重要です。

定期的な動作確認を行い、異音や動作不良の早期発見に努めることで、大きな故障を防げます。

バッテリー選択とパワーケーブルの重要性

ビーストマスターの性能を最大限に発揮するには、適切なバッテリーとケーブル選択が欠かせません

推奨電圧は12V~14.8Vで、リチウムイオンバッテリーなら長時間安定したパワーを供給できます。

容量は釣行時間に応じて選択し、半日なら10Ah、一日なら20Ah以上を目安にします。

パワーケーブルは太いものほど電圧降下が少なく、特に大型番手では2.5㎟以上の太いケーブルを推奨します。

マキタなどの工具用バッテリーを流用する場合は、専用アダプターを使用し、安全性を確保します。

バッテリー接続時は極性を間違えないよう注意し、赤がプラス、黒がマイナスを必ず確認します。

予備バッテリーの携行も重要で、特に大物狙いでは途中でバッテリー切れになると致命的な結果を招く可能性があります。

まとめ

ビーストマスター選びで失敗しないためのポイント

  • 釣り場の水深と対象魚に合わせた番手選択が最重要
  • 初心者には2000番が最も汎用性が高くおすすめ
  • 電動ジギングをするなら1000EJまたは2000番を選択
  • マグロなど超大型魚には6000番以上が必要不可欠
  • 中古購入時はモーターとドラグの動作確認を必須実施
  • 適切なバッテリーとケーブル選択で性能を最大化
  • 定期的なメンテナンスが長期使用の鍵
  • 探見丸機能やEJモードを活用して釣果向上

ビーストマスターは確かに高価な投資ですが、その圧倒的なパワーと先進機能により、これまで諦めていた大物との出会いを現実にしてくれる頼れるパートナーです。適切な機種選択と正しい使い方をマスターして、ワンランク上の船釣りを楽しんでください。

関連サイト

-シマノの電動リール