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【2025年最新】電動リール用バッテリーの選び方完全ガイド!おすすめ商品からマキタ互換まで徹底解説

あなたは「電動リールのバッテリーはどれを選べばいいの?」と思ったことはありませんか?結論、電動リール用バッテリーは電圧・容量・対象魚に合わせて選ぶことが重要です。この記事を読むことで最適なバッテリー選びと使い方のコツがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.電動リール用バッテリーとは?基本知識と必要性

1.電動リール用バッテリーとは?基本知識と必要性

電動リールのバッテリーが必要な理由

電動リールでの釣りを快適に楽しむためには、専用バッテリーが必要不可欠です。

電動リールは大型魚とのやり取りや深海釣りにおいて、手巻きでは困難な状況で威力を発揮します。

しかし、その性能を最大限に引き出すためには安定した電力供給が欠かせません。

バッテリーがあることで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 安定した電力供給により巻き上げ力が一定
  • 船電源のトラブル時でも釣りを継続可能
  • 使用場所を選ばない自由度の高さ
  • リールの性能をフルに発揮できる環境

特に深海釣りやマグロ釣りなど、大物を相手にする釣りでは、途中で電源が落ちるリスクを避けるためにもバッテリーは必須のアイテムといえるでしょう。

船電源と専用バッテリーの違い

遊漁船の多くは船からの電源供給サービスを提供していますが、専用バッテリーと比較すると安定性に課題があります。

船電源の主な問題点として、電圧の不安定さが挙げられます。

エンジンの回転数や他の機器の使用状況により、電圧が変動することが頻繁にあります。

電圧が不安定になると以下のトラブルが発生する可能性があります。

  • 巻き上げ途中でリールが停止する
  • 電動リールの表示が消える
  • モーターの力が急激に低下する
  • 電子制御機能が正常に作動しない

一方、専用バッテリーを使用することで、これらの問題を解決し、安定した釣りを楽しむことができます。

投資価値の高いアイテムとして、電動リールを購入する際は同時にバッテリーも検討することをおすすめします。

バッテリーの種類と特徴

電動リール用バッテリーには大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。

鉛バッテリーは最も一般的で価格が安く、大容量タイプが多く販売されています。

ただし、重量があり持ち運びに不便な面があります。

リチウムイオンバッテリーは軽量で高性能、充電時間も短いのが特徴です。

価格は高めですが、長期的な使用を考えるとコストパフォーマンスに優れています。

マキタ互換バッテリーは工具用バッテリーを電動リールに転用するもので、入手しやすさとコストの安さが魅力です。

ただし、専用設計ではないため、使用時間や出力面で制限がある場合があります。

釣りのスタイルや予算、使用頻度を考慮して最適なタイプを選択することが重要です。

2.電動リール用バッテリーの選び方

2.電動リール用バッテリーの選び方

電圧・容量・出力で選ぶポイント

電動リール用バッテリーを選ぶ際の最も重要な技術的指標は電圧、容量、出力の3つです。

電圧(V)は電動リールが正常に動作するための基本条件で、多くの電動リールは12V〜14.8Vで動作します。

お使いのリールの仕様書を確認し、対応電圧範囲内のバッテリーを選ぶことが必須です。

容量(Ah)は一回の充電でどれだけ長時間使用できるかを示す指標です。

一日の釣行時間や使用頻度を考慮し、十分な容量を持つバッテリーを選択しましょう。

出力(A)は瞬間的に供給できる電流の大きさで、大型魚とのやり取りや深海からの巻き上げ時の性能に直結します。

高出力が必要な場面では、最大出力が20A以上のバッテリーを選ぶことをおすすめします。

これらの数値は製品仕様に明記されているため、購入前に必ず確認してください。

リールメーカー別の対応バッテリー

シマノとダイワでは、それぞれ純正バッテリーを販売しており、接続方法や推奨仕様が異なります。

シマノの電動リールは2ピンタイプの接続コードを使用し、ダイワは6ピンタイプのコネクターを採用しています。

ただし、現在販売されている多くのバッテリーは両メーカー対応の変換コードが付属しているため、互換性の心配はありません。

純正バッテリーのメリットとして、リールとの完全な互換性と充実したアフターサポートが挙げられます。

一方、サードパーティ製のバッテリーはコストパフォーマンスに優れ、選択肢も豊富です。

重要なのは、お使いのリールが要求する電圧と出力を満たすバッテリーを選ぶことです。

メーカーの推奨仕様を参考にしながら、予算と用途に応じて最適な選択をしましょう。

釣り方・ターゲット別のバッテリー選択

対象魚や釣り方によって必要なバッテリー性能は大きく異なります。

タイラバやライトジギングなど比較的軽い負荷での釣りでは、コンパクトで軽量なバッテリーが適しています。

容量は10Ah程度でも一日の釣行に十分対応できるでしょう。

深海釣りやマグロ釣りでは大容量・高出力のバッテリーが必要です。

水深300m以上からの巻き上げや、50kg超の大型魚とのやり取りでは、20Ah以上の大容量バッテリーを推奨します。

ワカサギ釣りなど細かな操作が多い釣りでは、軽量性を重視したリチウムイオンバッテリーが使いやすいでしょう。

船釣りとボート釣りでも選択基準が変わり、ボート釣りでは持ち運びしやすい軽量タイプが有利です。

釣行スタイルに合わせて最適なバッテリーを選ぶことで、より快適な釣りを楽しむことができます。

コスパを重視した選び方

限られた予算で最大の効果を得るためのバッテリー選びのコツをご紹介します。

まず、必要以上に高性能なバッテリーを選ばないことが重要です。

ライトな釣りに大容量バッテリーは不要で、適正な容量を選ぶことでコストを抑えられます。

マキタ互換バッテリーは工具用の流用のため、価格が安く入手性も良好です。

ただし、専用設計ではないため、使用時間や出力に制限がある場合があります。

中古バッテリーを検討する場合は、充電サイクル数や保管状態を確認し、信頼できる販売店から購入しましょう。

長期的なコストパフォーマンスを考えると、適度な品質のリチウムイオンバッテリーが最もバランスが良いでしょう。

初期投資は高めですが、寿命の長さと使い勝手の良さを考慮すると、結果的に経済的な選択となります。

3.おすすめ電動リール用バッテリー11選

3.おすすめ電動リール用バッテリー11選

純正バッテリー(シマノ・ダイワ)

シマノとダイワの純正バッテリーは、完全な互換性と高い信頼性を誇る最高品質の選択肢です。

シマノの「電動リール用バッテリー12V」は14.8Ahの大容量で、一日の釣行に十分対応できます。

専用充電器付きで、安全性の高い充電システムが特徴です。

ダイワの「スーパーリチウム」シリーズは軽量設計が魅力で、持ち運びの負担を軽減します。

純正品のメリットとして、メーカー保証とアフターサポートが充実している点が挙げられます。

価格は高めですが、安心して長期間使用できる投資価値の高い製品です。

特に高額な電動リールを使用している場合は、純正バッテリーの使用をおすすめします。

トラブル時のサポート体制も整っており、釣行中の不安を解消できるでしょう。

マキタ互換バッテリーのメリット・デメリット

マキタの工具用バッテリーを電動リールに転用する方法が近年注目を集めています。

最大のメリットは価格の安さと入手のしやすさです。

ホームセンターや工具店で簡単に購入でき、充電器も含めて専用品より大幅に安価です。

18Vタイプは出力も十分で、中型電動リールには問題なく使用できます。

デメリットとして、専用設計ではないため使用時間が短くなる場合があります。

また、防水性能が電動リール専用品より劣るため、取り扱いに注意が必要です。

変換アダプターの品質によっては接触不良のリスクもあるため、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。

コストパフォーマンスを重視し、ライトな釣りがメインの方には十分に実用的な選択肢といえるでしょう。

リチウムイオンバッテリーのおすすめ商品

軽量で高性能なリチウムイオンバッテリーは、現在最も人気の高いタイプです。

「BMOジャパン リチウムイオンバッテリー13.2V 20Ah」は大容量ながら軽量設計で、本格的な深海釣りに対応します。

防水性能も高く、船上での使用に安心感があります。

「ダイワ スーパーリチウム BM2600C」はコンパクトサイズでありながら十分な容量を持ち、タイラバや中深海釣りに最適です。

リチウムイオンバッテリーの特徴として、メモリー効果がないため、継ぎ足し充電が可能です。

自己放電も少なく、長期保管時の電力低下が最小限に抑えられます。

急速充電対応の製品も多く、前日に充電を忘れても朝の短時間で使用可能な状態まで回復できます。

価格は高めですが、利便性と性能を考慮すると投資する価値は十分にあるでしょう。

鉛バッテリーの特徴と選び方

鉛バッテリーは最も歴史があり、信頼性の高いバッテリータイプです。

価格が安く、大容量タイプが豊富に揃っているのが最大の魅力です。

「AC Delco M31MF」は31Ahの大容量で、一日中の釣行でも余裕を持って使用できます。

メンテナンスフリータイプのため、手間をかけずに長期間使用可能です。

鉛バッテリーの選び方として、ディープサイクル対応の製品を選ぶことが重要です。

自動車用バッテリーとは異なり、完全放電に近い状態からの充電を繰り返しても劣化しにくい設計になっています。

重量がデメリットですが、船釣りメインで持ち運び頻度が少ない場合は問題になりません。

寿命は使用方法により大きく左右されるため、適切な充電管理を心がけることで長期間の使用が可能です。

4.電動リール用バッテリーの使い方と注意点

4.電動リール用バッテリーの使い方と注意点

正しい充電方法と保管のコツ

バッテリーの寿命を最大化するためには、正しい充電方法と保管が欠かせません。

リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電が可能ですが、月に1回程度は完全放電からの満充電を行うことで性能を維持できます。

鉛バッテリーは完全放電を避け、使用後は速やかに充電することが重要です。

充電器は必ず専用品または対応品を使用し、過充電防止機能付きのものを選びましょう。

保管時の注意点として、直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管してください。

長期保管する場合は、50%程度の充電状態で保管することでバッテリーの劣化を抑制できます。

端子部分の清掃も定期的に行い、腐食や汚れを除去することで接触不良を防げます。

これらの基本的なメンテナンスを実践することで、バッテリーを長期間安全に使用できるでしょう。

バッテリー寿命を延ばすメンテナンス

適切なメンテナンスを行うことで、バッテリーの寿命を大幅に延ばすことができます。

使用後は端子部分の塩分や汚れを清拭し、乾燥した状態で保管しましょう。

特に海釣りで使用した場合は、塩害による腐食を防ぐため念入りな清掃が必要です。

電圧チェックを定期的に行い、異常な電圧低下がないか確認してください。

リチウムイオンバッテリーの場合、3.0V以下まで放電すると復旧困難になる場合があります。

鉛バッテリーは比重計での点検が有効で、各セルの状態を把握できます。

充電サイクルの管理も重要で、不要な充電を避け、適切なタイミングで充電を行いましょう。

保管時の温度管理にも注意し、0℃以下や40℃以上の環境を避けることで性能低下を防げます。

これらのメンテナンスを習慣化することで、バッテリーへの投資を最大限に活用できるでしょう。

安全な使用のための注意事項

電動リール用バッテリーの安全使用のために、以下の注意事項を必ず守ってください。

濡れた手でバッテリー端子に触れることは絶対に避け、感電のリスクを排除しましょう。

接続時はプラス・マイナスの極性を確認し、逆接続による機器の損傷を防いでください。

使用中に異常な発熱や異臭を感じた場合は、直ちに使用を中止し、安全な場所で冷却してください。

バッテリーの分解や改造は危険なため、絶対に行わないでください。

防水ケースを使用する場合でも、完全な防水を過信せず、水没には十分注意しましょう。

移動時は衝撃や振動から保護し、端子のショートを防ぐため絶縁キャップを使用してください。

万が一の事故に備え、消火器や応急処置用品を船内に準備しておくことも重要です。

安全な使用を心がけることで、楽しい釣行を継続して楽しむことができるでしょう。

処分方法と環境への配慮

使用済みバッテリーの適切な処分は、環境保護の観点から非常に重要です。

電動リール用バッテリーは一般ゴミとして処分できませんので、必ず適切な回収ルートを利用してください。

リチウムイオンバッテリーは家電量販店やホームセンターの回収ボックスで引き取ってもらえます。

鉛バッテリーは自動車用品店やガソリンスタンドで回収サービスを実施している場合が多いです。

自治体の粗大ゴミ回収サービスでも対応している場合があるため、事前に確認しましょう。

処分前に端子部分をテープで絶縁し、安全な状態にしてから持ち込んでください。

バッテリーに含まれる貴重な金属資源は、適切にリサイクルされて新しい製品に生まれ変わります。

環境への配慮は釣り人としての責任でもあり、美しい海を守るために一人ひとりができることから始めましょう。

まとめ

電動リール用バッテリー選びと使用について、重要なポイントをまとめます。

• 電動リールには専用バッテリーが必要不可欠で、船電源より安定性が高い
• 電圧・容量・出力の3要素を確認し、リールの仕様に適合するバッテリーを選ぶ
• 釣り方や対象魚に応じて必要な性能が異なるため、用途に合わせた選択が重要
• 純正バッテリーは高価だが信頼性が高く、マキタ互換品はコスパに優れる
• リチウムイオンバッテリーは軽量で高性能、鉛バッテリーは大容量で低価格
• 正しい充電方法と保管により、バッテリー寿命を大幅に延ばせる
• 定期的なメンテナンスで性能維持と安全使用を両立できる
• 安全使用のため、濡れた手での接触や逆接続を絶対に避ける
• 使用済みバッテリーは適切な回収ルートで処分し、環境保護に貢献する

適切なバッテリーを選び、正しく使用することで、電動リールの性能を最大限に引き出すことができます。安全で快適な釣行を楽しむために、この記事の情報をぜひ活用してください。

関連サイト
一般社団法人 電池工業会 - バッテリーリサイクル情報
経済産業省 - 小型充電式電池のリサイクル

-バッテリー