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電動リール 必要なもの完全ガイド|初心者が揃えるべき道具一式と選び方のポイント

電動リールでの船釣りを始めたいと思っても、「何から揃えればいいの?」「どんな道具が必要なの?」と悩む初心者の方は多いでしょう。実際、電動リールは手巻きリールとは異なる専用の道具が必要で、準備不足では釣りを十分に楽しめません。

この記事では、電動リール釣りに必要な道具一式と、失敗しない選び方のポイントを詳しく解説します。初心者の方でも安心して電動リール釣りを始められるよう、実用的な情報をお届けします。

1.電動リールとは?初心者が知っておくべき基本知識

1.電動リールとは?初心者が知っておくべき基本知識

電動リールの特徴と手巻きリールとの違い

電動リールとは、モーターの力で巻き上げを行う船釣り用のリールです。手巻きリールとの最大の違いは、電力を使って自動的に糸を巻き上げることができる点にあります。

手巻きリールとの主な違い

  • 深場からの巻き上げが楽になる
  • 一定の速度での巻き上げが可能
  • 大型魚とのファイトでも疲労が少ない
  • 水深カウンター機能で正確な棚取りができる
  • 電源が必要で道具が増える

電動リールが必要になる釣りの種類

電動リールは特に以下のような釣りで威力を発揮します。

深場の釣り

  • 水深50m以上の深海釣り
  • 真鯛やアカムツなどの底物釣り
  • イカメタルやタイラバなど

大型魚狙いの釣り

  • ブリやワラサなどの青物
  • 根魚の大型狙い
  • マグロなどの大物ジギング

数釣りが期待できる釣り

  • アジやサバの船釣り
  • イサキやウマヅラハギ釣り
  • ワカサギ釣り

電動リールの基本的な仕組みと構造

電動リールは以下の主要パーツで構成されています。

主要構成部品

  • モーター: 巻き上げの動力源
  • ギア: モーターの回転を巻き上げ力に変換
  • 水深カウンター: 糸の出た長さを表示
  • クラッチ: 糸の出し入れを制御
  • ドラグ: 魚の引きに対する調整機能

電源コネクター
電動リールには専用の電源コネクターが付いており、バッテリーや船の電源に接続して使用します。

電動リールのメリットとデメリット

メリット

  • 深場からの巻き上げが楽
  • 正確な棚取りが可能
  • 大型魚とのファイトが有利
  • 連続釣行でも疲労が少ない
  • 巻き上げ速度を調整できる

デメリット

  • 小型リールより重い
  • 電源が必要で道具が増える
  • 価格が高め
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 消費電力が大きい

初心者が電動リールを導入すべきタイミング

以下のような状況になったら、電動リール導入を検討するタイミングです。

導入を検討すべき状況

  • 水深30m以上の釣りを頻繁にする
  • 1日中釣りをすることが多い
  • 大型魚を狙うことが増えた
  • 手巻きでの巻き上げに疲れを感じる
  • より快適な釣りを楽しみたい

2.電動リールに絶対必要な道具一式

2.電動リールに絶対必要な道具一式

電動リール用バッテリーの重要性と選び方

電動リールで最も重要なのがバッテリーです。船の電源は電圧が不安定になることが多く、専用バッテリーがあることで安定した電力供給が可能になります。

バッテリーが必要な理由

  • 安定した電力供給
  • 使用場所を選ばない
  • 緊急時のバックアップ電源として

バッテリーの種類

  • 鉛バッテリー: 安価で大容量だが重い
  • リチウムイオンバッテリー: 軽量で長寿命だが高価
  • マキタ互換バッテリー: コスパに優れ入手しやすい

選び方のポイント

  • 電動リールの消費電力に対応した容量
  • 持ち運びやすい重量
  • 充電時間と使用時間のバランス
  • 予算との兼ね合い

専用ロッドの必要性と選定ポイント

電動リール専用ロッドは、電動リールの重量とパワーに対応するよう設計されています。

専用ロッドが必要な理由

  • 電動リールの重量に対応したバランス設計
  • リールシートが電動リールの形状に最適化
  • 強度と操作性を両立

選び方のポイント

  • 電動リールのサイズに合った長さ(1.8~2.4m)
  • 対象魚に応じた調子(胴調子が基本)
  • リールシートの形状と適合性
  • 予算に応じたグレード選択

PEラインの選び方と巻き量の目安

電動リールには細くて強いPEラインが最適です。

PEラインの特徴

  • 細いのに強い
  • 伸びが少なく感度が良い
  • 水の抵抗が少ない
  • 電動リールとの相性が良い

号数選択の目安

  • PE1~2号:アジ、イサキなどの小型魚
  • PE3~4号:真鯛、イナダなどの中型魚
  • PE5号以上:ブリ、ヒラマサなどの大型魚

巻き量の目安

  • 水深の3倍程度を基本とする
  • 400~500m巻ければほとんどの釣りに対応
  • リールのスプール容量内で選択

電源コードとコネクターの種類

電動リールとバッテリーを接続する電源コードも重要な道具です。

電源コードの種類

  • 2ピンタイプ:ダイワとシマノで共通使用可能
  • 6ピンタイプ:旧型シマノ製電動リールで使用

選び方のポイント

  • リールメーカーとの適合性確認
  • ケーブル長さ(1.5~2m程度が使いやすい)
  • 防水性能
  • 断線しにくい構造

リールケースと保護アクセサリー

電動リールは精密機器のため、適切な保護が必要です。

リールケースの選び方

  • 電動リールのサイズに適合
  • 内部クッション材で衝撃を緩和
  • 防水性能
  • 持ち運びやすさ

その他の保護アクセサリー

  • 液晶保護フィルム
  • 防水キャップ
  • コネクター保護カバー

3.初心者におすすめの電動リール本体の選び方

3.初心者におすすめの電動リール本体の選び方

番手選びの基準と対象魚との関係

電動リールの番手は対象魚や釣り方によって選択します。

小型(100~400番台)

  • 対象魚:アジ、イサキ、イカメタル
  • 特徴:軽量で扱いやすい
  • 水深:~100m程度

中型(500~3000番台)

  • 対象魚:真鯛、イナダ、タチウオ
  • 特徴:汎用性が高い
  • 水深:~200m程度

大型(6000番台以上)

  • 対象魚:ブリ、ヒラマサ、深海魚
  • 特徴:パワフルで大物対応
  • 水深:200m以上

シマノとダイワの特徴と違い

シマノの特徴

  • 操作性に優れた液晶パネル
  • 豊富な機能とモード設定
  • フォースマスター、プレイズシリーズが人気
  • 初心者にも分かりやすい操作

ダイワの特徴

  • 堅牢性と耐久性に定評
  • シンプルで確実な動作
  • シーボーグ、レオブリッツシリーズが人気
  • パワーと安定性を重視

予算別おすすめモデルの紹介

エントリーモデル(5~8万円)

  • シマノ プレイズ600
  • ダイワ レオブリッツ300J
  • 基本機能を備えた初心者向け

スタンダードモデル(8~12万円)

  • シマノ フォースマスター1000
  • ダイワ シーボーグ200J
  • 多機能で汎用性の高いモデル

ハイエンドモデル(12万円以上)

  • シマノ ビーストマスター2000
  • ダイワ マリア300J
  • 最新機能を搭載した上位モデル

中古電動リール購入時の注意点

チェックポイント

  • モーターの動作確認
  • 液晶表示の状態
  • ギアの摩耗具合
  • コネクター部分の腐食
  • 外観の傷や変形

避けるべき状態

  • 海水による腐食が進んでいる
  • 液晶が見えない・表示がおかしい
  • 異音がする
  • 巻き上げ力が明らかに弱い

初めての1台に最適な機種

初心者には以下の特徴を持つ機種がおすすめです。

推奨特徴

  • 操作が分かりやすい
  • 汎用性が高い中型サイズ
  • アフターサービスが充実
  • 予算8~10万円程度

具体的おすすめ機種

  • シマノ フォースマスター1000
  • ダイワ シーボーグ200J
  • シマノ プレイズ1000

4.電動リール使用時に役立つ周辺アイテム

4.電動リール使用時に役立つ周辺アイテム

竿受けとクランプの選び方

電動リールは重量があるため、適切な竿受けが必要です。

竿受けの種類

  • 船べり用クランプ式
  • 置き型タイプ
  • ロッドホルダー一体型

選び方のポイント

  • 電動リールの重量に対応
  • 船べりの厚さに適合
  • 角度調整機能
  • 材質の耐久性

仕掛けと小物類の準備

基本的な仕掛け

  • 天秤仕掛け
  • 胴突き仕掛け
  • ジグヘッド
  • タイラバ

小物類

  • スナップ
  • サルカン
  • オモリ各種
  • 予備ハリス
  • ハサミ・プライヤー

メンテナンス用品の揃え方

電動リールは定期的なメンテナンスが必要です。

必要なメンテナンス用品

  • 真水での洗浄用具
  • グリス(コネクター用)
  • 乾燥用タオル
  • 保護スプレー
  • 綿棒やブラシ

メンテナンス頻度

  • 使用後:真水で洗浄、乾燥
  • 月1回:詳細清掃とグリスアップ
  • シーズン前後:オーバーホール検討

安全装備と便利グッズ

安全装備

  • ライフジャケット
  • 滑り止めシューズ
  • グローブ
  • 帽子とサングラス

便利グッズ

  • バッテリーチェッカー
  • 防水ケース
  • クーラーボックス
  • タックルボックス
  • 予備の電源コード

トータル予算の目安と優先順位

最低限の予算(約15~20万円)

  1. 電動リール本体:8~10万円
  2. バッテリー:3~4万円
  3. ロッド:2~3万円
  4. ライン・仕掛け:1~2万円
  5. その他小物:1~2万円

優先順位

  1. 電動リール本体:機能と予算のバランスを重視
  2. バッテリー:信頼性の高いものを選択
  3. ロッド:電動リール専用品を使用
  4. 電源コード:適合性を確実に確認
  5. その他:順次揃えていく

予算を抑えるコツ

  • 中古品の活用(状態を十分確認)
  • セット商品の検討
  • シーズンオフの購入
  • 段階的な道具の充実

まとめ

電動リールでの釣りを始めるには、リール本体だけでなく専用バッテリー、ロッド、ライン、電源コードなど様々な道具が必要です。初期投資は手巻きリールより高くなりますが、快適な釣りを楽しむためには必要な投資といえるでしょう。

まずは信頼性の高い中型電動リールと専用バッテリーから始めて、徐々に道具を充実させていくことをおすすめします。適切な道具選びで、きっと素晴らしい電動リール釣りライフが始まることでしょう。

電動リール釣りは準備が重要ですが、一度システムが整えば手巻きでは味わえない快適な釣りが楽しめます。この記事を参考に、あなたに最適な電動リールシステムを構築してください。

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